切ないホワイトデー

18時に彼とごんじ亭の前で待ち合わせて、蘭豆に入った。アイスコーヒーを注文してからプレゼントを頂いた。何気なく話していたつもりが、深刻になってしまった。彼は「俺には勿体無いくらいにまめちゃんはいい女だよ」と言い、更に泣きそうな顔で「俺だって本当はにまめちゃんと一緒になりたいよ」と言ってくれた。私は今まで、彼がそんな風に考えているなんて思ってもみなかったので、単純に嬉しかった。でも彼は相当苦悩してたらしく、マイナスの発言ばかりした。その度に私は、「人それぞれだから、こうだからそう、っていうのはないよ」とか「たとえ上手くいかなかったとしても、そうなった時に考えればいいよ」などと言って、彼を慰め?た。そして、「手紙には『結婚しない』と書いたけれど、今は50歳までに結婚したいと思っているよ」と言った。それから話を切り替えて、世間話などをした。切ない話題だったが、こういう話が出来て良かったと思う。