不器用な私だけど…

昨夜、両隣の部屋のおばさんがタオルの入った袋をぶら下げてたので「どうなさったのですか?」と訊いたらいきなり、「じゃあこれはにまめさんにやってもらおうか」と言ったんだ。「???」って感じでいたら「このタオルを半分に切って、切端を縫ってほしい」と言った。正直なところ、少々腹が立ったのでベランダから母親に電話したら「あんたが若くて健康だから、頼まれたんだよ。おじいちゃんがよく、苦労して尽くして報われない事を喜ぶようにって言うじゃない。やるからには心を込めて喜んでさせていただきなさい」と言ったよ。さすが文和とだいの子供である。おふでさきも教典も読んだことのない母だけど、おじいちゃんからの代々の信仰をしっかりと受け継いでいる。電話を終えたら西隣のおばさんが「私が半分やるよ」と言ってくださった。そして東隣のおばさん(寮長さん)が会計から100円出してくれた。喜んでさせていただいて、一枚出来上がったよ。明日も早起きして縫ってやるぞ!